13日に京都競馬場で行われる
日経新春杯(4歳上・GII・芝2400m)の舞台となる京都芝2400m外。このコースについて解説していく。
4コーナー奥のポケットからのスタート。スタンド前直線を約600m走って1コーナーへ。向正面半ばからは徐々に坂を上り、3コーナーで頂点をむかえ、4コーナーにかけて下っていく。最後の直線は404m(Aコース使用時)で坂は無い。ただし外回りコースにおける高低差は4.3mあり、起伏の大きなコースと言えるだろう。
長めの距離、1コーナーまで十分に距離があるためか、ペースは上がりにくい。過去10年の前半3ハロンの平均は35秒37、前半5ハロンの平均は60秒45。京都芝2400m外は、
JRA全コースの中でも屈指の速い上がりを求められるコースで、このレースも例外ではない。稍重だった17年、良馬場ながら雨の影響で時計のかかった09年を除くと、全て勝ち馬の上がりは33秒台または34秒台。前半5ハロン58秒9と速い流れになった10年でも勝ち馬
メイショウベルーガの上がりは34秒9を記録しており、それ以外の年は全て勝ち馬は34秒4より速い上がりを使っている。
ちなみに、過去10年の上がり最速馬の成績は5-2-2-2。速い上がりを使える馬を探すことが的中への第一歩となりそうだ。
なお、1回京都は全てAコースで行われ、
日経新春杯は4日目の開催。よほど天候に祟られない限りは、内目の状態は保たれている可能性が高い。