スマートフォン版へ

【フェアリーS】フィリアプーラ 競り合い制して重賞初V 牝馬クラシックへ弾み

デイリースポーツ
  • 2019年01月13日(日) 06時00分
 「フェアリーS・G3」(12日、中山)

 3番人気のフィリアプーラが、直線の激しい競り合いを制して重賞初制覇。春の牝馬クラシックに向けて、大きな弾みをつけた。4番人気のホウオウカトリーヌが頭差の2着。5番人気グレイスアンが3着に入った。1番人気アクアミラビリスは、ゴール前で伸び切れず5着に終わった。

 436キロの小さな体に、トップクラスのエンジンと勝負根性を兼備。ハービンジャー産駒のフィリアプーラが、自慢の末脚でグイグイと脚を伸ばし重賞初制覇。牝馬クラシック戦線へ堂々と名乗りを上げた。

 狙い通りのレース運びだった。1枠1番から好スタートを決めると、後方4、5番手までポジションを下げ、慌てず騒がずマイペースで運んだ。直線手前から外へと進路を切り替えると、最後はホウオウカトリーヌとの激しいたたき合いへ。丸山のゲキに応え、頭差でしのぎ先頭でフィニッシュした。「スタートは出ましたが、馬のリズムに合わせて後方の位置取りになりました。前半をいい感じで折り合えた分、しまいははじけてくれましたね」と丸山。今年の初勝利が重賞Vとなり、会心の笑顔を見せた。

 過去フェアリーSでは2着2回、3着2回と惜敗続きだった菊沢師は、5頭目の挑戦で快勝。「ペースが遅くて心配しましたが、ジョッキーが上手に乗ってくれました」と笑みがこぼれる。今後はひと息入れる予定。まだ冬毛が出ている状態だけに、暖かくなればさらに成長が見込めそうだ。「もっと長い距離で末脚を生かしてみたい」。トレーナーは桜花賞はもちろん、オークスまでもしっかりと視界に入れていた。

提供:デイリースポーツ

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す