17日、
船橋競馬場で行われた準重賞のチバテレ盃(4歳上・ダ1700m・1着賞金600万円)は、2番手でレースを進めた
御神本訓史騎手騎乗の2番人気
ベンテンコゾウ(牡5、船橋・
川島正一厩舎)が、早めに抜け出すと最後まで先頭を守り切り、最後は迫る2着の3番人気
ベイビータピット(セ7、船橋・
岡林光浩厩舎)にクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分50秒0(良)。
【
御神本訓史騎手のコメント】
「距離が前回(OP特別・総の国オープン)より100m伸びますし、前回2着だった馬も休み明けで、(今回は)状態がいいと聞いていたので、何とか
ベンテンコゾウをリードすることだけ考えて騎乗しました。ゲートは色々あって待たされたりして嫌気がさしていて、スタートも良くなくて2コーナーまでは上手に乗れなかったんですが、馬が何とか凌いでくれたので勝つことが出来ました。
岩手の方で抜群の成績を残して、こちらに入れて頂いたと聞いているので、こちらでもしっかりといい成績が残せるよう頑張っていきたいと思います。
(2日続けてのメイン勝利について)本当に、オーナーをはじめ関係者の皆様が馬をしっかり作ってくれているお陰で、こういう立ち位置にいられるということを忘れずに、これからも頑張っていきたいと思います。
今日も寒い中ご来場本当にありがとうございます。寒さに負けない熱いレースを提供できるよう、努力していきますので、これからもよろしくお願い致します」
【
川島正一調教師のコメント】
「(この馬の良いところは)先行力があるところですね。パドックではあまり良く見せなかったと思ったんですが、能力だけで勝ち切っている感じでしょうか。
元々、こちらに移籍の際は、(オーナーサイドからは)とにかく重賞でという話でした。次は、まず重賞を1つ勝つところから、と思っています。今日は、時計が若干掛かったかなと思いましたが、(報知
グランプリCに向け)手応えは掴めました。相手は強くなりますが」
(取材:高橋正和、編集:netkeiba)