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【シルクロードS】好走する淀短距離S組の共通点は?/データ分析(ローテーション編)

  • 2019年01月21日(月) 19時30分
 27日に京都競馬場で行われるシルクロードS(4歳上・GIII・芝1200m)。高松宮記念にも繋がる短距離重賞に24頭が登録している。

 過去10年、一定数のサンプルもある中でまず目につくのが2-3-0-10の前走・阪神C組。複勝回収率134%、複勝率33.3%と率のうえでも悪くない。ただし、この2勝はともに2016・17年のダンスディレクターによるもので、この2勝を除外すると、2011年に14番人気2着となったアーバニティを最後に阪神C組から馬券圏内は出ていないというのが難しいところ。今年該当する登録馬はラインスピリットのみ。

 人気になるであろうダノンスマッシュ京阪杯を勝っての臨戦。同レースに出走していた馬は9頭が登録しているが「前走・京阪杯」となるのは3頭のみ。この組も2-1-2-15と比較的優秀な成績を残している。京阪杯優勝馬に絞ると過去に5頭出走しており、最低でも4番人気には支持されていたが成績は1-0-0-4。人気を裏切りがちだが、ただ1頭、京阪杯シルクロードSと連勝したのがダノンスマッシュの父ロードカナロアだった。

 もう1頭、人気となるであろうラブカンプースプリンターズSからの臨戦。ダイメイプリンセスも同ローテ。2-1-0-9とこちらも悪くない成績だが、この組はシルクロードSでの平均人気が「6.6」のところ、平均着順が「9.7」。どちらかというと人気を裏切ってしまっているケースの方が目立つ。その一方で馬券に絡んだ3頭はいずれも単勝オッズ8倍以下と、人気となったうえできっちりと好走している。

 注目はもっともサンプルの多い淀短距離S組。1-5-3-27で複勝回収率98%、複勝率は25%。今年もアンヴァルなど7頭が登録している。勝ち馬こそ2015年アンバルブライベンのみだが、11番人気で3着に入ったワキノブレイブメイショウデイムなど人気を問わず複勝圏内に入っている。

 該当馬が多いゆえ取捨が重要になってくるが、3着内に入った同ローテの9頭の共通項を挙げるとすれば、淀短距離Sでも連対していた馬が7頭を占めているということだろうか。17年のセカンドテーブルは前走2番人気2着からシルクロードSで7番人気と人気を落として3着、16年ローレルベローチェは1番人気1着から5番人気2着、13年メイショウデイムはともに11番人気で2着・3着だった。淀短距離Sでの走りの割に今回は人気をしていない、という馬に注目をしてみたい。

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