2015年の
北海道スプリントC(JpnIII)を勝った
シゲルカガ(牡8)が、北海道浦河町の
イーストスタッドで種牡馬入りしたことがわかった。2019年の種付料は受胎条件30万円、出生条件50万円と設定されている。
シゲルカガは
父パイロ、
母アレグレッツァ、
その父シャンハイという血統。
パイロ産駒としては本邦初の後継種牡馬となる。
2013年8月、栗東の
谷潔厩舎の管理馬としてデビュー。2015年2月の
山城S(1600万下)を勝ってオープン入りするまでは芝の短距離を勝ち上がってきたが、続く同年3月の
千葉S(OP)を制して以降は、ダートの短距離に主戦場を移す。そして同年6月の
北海道スプリントCを制して、重賞初制覇を果たした。
2017年5月31日に
JRAの登録を抹消し、川崎の
鈴木義久厩舎、次いで岩手の桜田康二厩舎に移籍。岩手では8連勝を果たす活躍を見せていたが、2018年10月15日に
地方競馬の登録を抹消されていた。
通算成績は47戦14勝(うち地方19戦9勝)。獲得賞金は1億3433万6000円。2018年9月8日の夏油賞(1着)がラストランだった。