ラインスピリットは年が明けて8歳になりました。でも、普段の様子からは年齢を感じさせません。これは年をとってからも活躍する馬の特徴でもありますね。
ラインスピリットはこれまでの取材で「コンディションがいい時は続けていい結果を出せる馬」(瀬戸口助手)という傾向があると聞いています。そのほかにも、
ラインスピリットが狙えるポイントがないかな?と探してみたところ…。ありました!
ラインスピリットは
森一馬騎手に乗り替わった最初のレースの成績がいいんです!1着(2歳未勝利戦)、2着(
洛陽S)、1着(オ
パールS)、3着(
北九州記念)とすべて馬券圏内なんです。
森一馬騎手は松永昌厩舎の所属騎手。普段から調教を手伝っていますし、
ラインスピリットからすれば慣れ親しんだ相手。乗り続けるときの成績に特筆するものはないのですが、4回とも好結果が出ているのは単なる偶然とするのはもったいないように思います。
しかも、今回の斤量は56.5キロで前走より0.5キロ軽くなります。
これは陣営も「そんなに大きな馬ではないので、少しでも軽くなるの嬉しいですね」(中山助手)と好材料とみています。決して楽な相手ではないですが、オープンでの3勝もすべて
森一馬騎手によるものですし、ここは一発狙ってみたいところであります。
(取材・文:花岡貴子)