スマートフォン版へ

【きさらぎ賞】メイショウテンゲン 幼く粗削りも…底知れぬ能力!伸びしろ十分

デイリースポーツ
  • 2019年02月01日(金) 06時00分
 「きさらぎ賞・G3」(2月3日、京都)

 3年前の勝ち馬サトノダイヤモンド菊花賞を制すなど、西の出世レースとして知られる一戦。メイショウテンゲンは、初勝利を挙げたばかりでも十分な伸びしろを残し、魅力たっぷりの素材だ。キャリアを重ねながら強さを増した母の背を追い、重賞初勝利を狙う。

 未勝利を勝ったばかりでも魅力十分だ。デビュー4戦目で初勝利を手にしたメイショウテンゲン。外に膨れたり、内へもたれたりする癖で2、2、3着と惜敗が続いただけに“ようやく”と表現していいだろう。土屋助手は「攻めは真っすぐに走るのになぁ。余裕があるからなのか、外にも内にも行く」と首をかしげる。

 今回はその対策としてリングバミを使用する。「口向きが原因じゃないので効果があるかどうか。フワフワして走るから、若さとしか言いようがない」と苦笑いする。

 父はディープインパクトで、母は10年に日経新春杯京都大賞典と重賞2勝を挙げたメイショウベルーガという良血馬。母も管理した池添兼師は「いい子を出すと思っていた。母は古馬になって良くなったし、この馬もひと回り大きくなったら…と思う。まだ成長途上だし、奥手だとは思うけど、クラシックを目指すなら、ここでいい競馬をしないとね」と厩舎ゆかりの血統に夢を描く。

 土屋助手にとって担当馬のきさらぎ賞参戦は、昨年のカツジ(5着)に続き2年連続となる。「完成度はカツジの方が上だったし、長い目で見てほしい。ただ、まともに走ってどれだけの競馬ができるのかを見てみたいよな」。重賞のメンバーに入れば、ソラを使って癖を出す余裕もないはず。まだ幼くて粗削り。だからこそ、底知れぬ能力を感じさせる。

提供:デイリースポーツ

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す