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【地方競馬】日本最年長勝利記録を更新の森下博騎手「体のメンテナンスは気をつけてます」

  • 2019年02月01日(金) 12時15分
 31日に川崎競馬場で行われた多摩川オープン(ダ1600m・1着賞金500万円)は、先頭集団の後ろで進めた森下博騎手騎乗の6番人気トキノパイレーツ(牡4、川崎・八木正喜厩舎)が、直線入り口で先頭に立って抜け出し、最後は2着の2番人気アルタイル(牡7、大井・堀千亜樹厩舎)に2.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1:41.9(良)。

 騎乗した森下博騎手は1955年5月4日生まれで、今回の勝利により金沢の山中利夫元騎手が持つ「62歳と9ヶ月」の日本最年長勝利記録(記録として確認できる1973年4月以降)を「63歳と8ヶ月」に更新し、2017年8月28日以来の勝利を飾った。

 レース後、記念すべき勝利を挙げた森下博騎手が報道陣の取材に答えてくれた。また、この最中、地方競馬教養センター同期の山崎尋美調教師が通りかかり、「あと5年は乗れるな!」と声を掛けられ、「そりゃ無理だ!」と応えるという一幕もあった。

【森下博騎手のコメント】
「いや、思った通りの競馬が出来ました。気持ちよかった!

 (ずっと調教を付けているトキノパイレーツは)ここ2戦は踏み込みも甘くて力が入ってなくて本調子じゃなかったです。でも、ここ十日くらいでぐっと良くなって来て、調教もビッシリできました。返し馬でも前2走とは気の乗り方が全然違っていました。この馬はこれからもっと良くなります。競馬が上手で、抑えるところは抑えが利き、手前も上手に換えるようになったので伸びるようになりました、あとはトモがパンとすれば。

 (最高齢勝利記録については)それは気にしてません。免許の更新の手続きはしてますが、受かれば来年度も乗って、64歳までかなあと思ってますけど。体のメンテナンスは気をつけてます。今朝は河原の調教コースで50mダッシュを3本やってから来ました。でも、的ちゃん(地方競馬教養センターの同期の的場文男騎手)はもっと乗ってるよね。彼も『疲れた疲れた』って言ってるけどね。

 でも、この馬が重賞勝つところを見たいって馬主さんに言われててね。乗ってくれって」

(取材:高橋正和、編集:netkeiba)

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