昨年の
JRA賞最優秀4歳以上牝馬に選出された
リスグラシュー(牝5、栗東・
矢作芳人厩舎)は、春の大目標に掲げた、4月28日に香港のシャティン競馬場で行われるクイーンエリザベス2世C(G1・芝2000m)への前哨戦として、3月10日に中京競馬場で行われる
金鯱賞(GII・芝2000m)を視野に入れている。所属するキャロットファームが発表した。
リスグラシューは
父ハーツクライ、
母リリサイド、その父
American Postという血統。通算成績は17戦4勝。昨年の
エリザベス女王杯(GI・芝2200m)で悲願のGI初制覇(それまでにGI・2着が4回)を果たした。
同馬にとって香港遠征はこれが2度目。昨年12月に行われた
香港ヴァーズ(G1・芝2400m)ではクビ差の2着と惜敗しており、その雪辱を果たせるかに注目が集まる。