2月16日(土)に京都競馬場で行われる京都牝馬S(GIII・京都芝1400m)に美浦から出走予定の注目馬2頭について、関係者のコメント。

　デアレガーロ(牝5・美浦・大竹正博)について、大竹調教師。

「前走(スワンS・GII・6着)は、4コーナーの馬場の悪いところでトモを取られてバランスを崩しました。ジョッキーが違和感を感じて止めようかと迷ったくらいだったのですが、直線で手前を替えてからは問題なかったようです。

　前走後はリフレッシュ放牧に出しています。今週(2/7)はウッドチップコースで追い切りましたが、まだ少し太いですね。あと1週ありますので、しっかりと調整します。昨年のこのレースで2着に来ていますし、1400mは良いですね」

　アルーシャ(牝4・美浦・藤沢和雄)について、津曲調教助手。

「元々少し線が細い馬で間隔をあけて大事に使ってきて、徐々に体を増やしながら競馬をしています。年齢とキャリアを重ねて落ち着きが出てきましたし、精神的な余裕も感じます。期待が高い馬でしたので、重賞でも楽しみです」

(取材・文：佐々木祥恵)