秋華賞9着の後、休養を挟み、1月24日にノーザンFしがらきから栗東へ帰厩した
ラッキーライラック(栗東・
松永幹夫厩舎)。先週もCWコースでの併せ馬を行っているが、今週も同じ場所の併せ馬で
中山記念(2月24日・中山芝1800m)に向けた1週前追い切りを行っている。
2回目のハローが終了した直後のCWで、
ナンヨープルートーを追いかける形。向正面で1秒以上の差があったが、3コーナー手前でぐんと加速していったので、4コーナーから最後の直線では射程圏といった感じ。
ただ、相手も走る馬。余力もあっただけに、最後の直線で追いつくかどうかといったところだが、今回は追えば追うだけ伸びるといった感じ。最後の300mでギアがどんどん上がっていくのが、見ていれば分かる。よって、最後は楽々と先着となった。
時計は6F79.3〜5F64.9〜4F51.5〜3F38.3〜1F12.2秒。いくらハロー明けでも、外目を回ったことを思えば、かなり評価できる数字。なにより動き自体に力強さが出てきた点が実戦での好走をイメージさせてくれる。
(取材・文:井内利彰)