藤田菜七子騎手の起用で大注目の
コパノキッキングのオーナーDr.コパオーナーへ直撃インタビュー!「今回の挑戦は突飛な考えではなくて、キッキングにとって一番合う騎手を考えた時、菜七子だった」と語るDr.コパ氏。
JRA女性騎手史上初のGI騎乗への想いを語っていただきました。(取材・文=赤見千尋)
――いよいよ
藤田菜七子騎手のGI初騎乗になります
コパ 何でこの時期なんですか? っていう質問があるかもしれないけれど、5月1日に元号が変わるでしょう。そうすると今平成の一番最後、ここはやりたいことを全部やっとかないといけない時期なんです。
僕は風水をやっていますから、この1月から自分がどんな運気が動いているかわかっている。4月の30日までに菜七子をGIに乗せてあげたいという夢を叶えるとしたら、
フェブラリーSしかないんですよ。僕は強い芝馬持っていないから(笑)。
――ずばりどんなレースを期待していますか?
コパ 芝のスタートは確実に遅れるんだから、外枠が欲しいですよね。菜七子には「そっと乗れ」と言うつもりです。自然と下がって行って、それが後方どのくらいの位置なのかはわからないけれど、最初の400mはじっとしていて、残り1200mになったらマーフィーのように間を縫って上がって行く、直線で中団後ろくらいから差して来るのではないか、というイメージです。
――菜七子騎手とキッキングのコンビがどんな走りをするのか楽しみですね。
コパ キッキングはスピードがあるけれど、それを保つ心肺機能が弱かった。でもレースを使うごとに成長していると思います。菜七子は初めのうちは騎座が固まらなかったし、馬の上でフラフラする場面もあったけれど、努力しましたよね。今は騎座がきちんとして、体幹がブレなくなった。このコンビ、ハマる可能性があると思うんですよ。
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今回のインタビューの全容はコラム『今週のface』にて公開中です。
また、
藤田菜七子騎手独占インタビューもコラム『GIドキュメント』にて掲載。こちらも併せてご覧ください。