17日に小倉競馬場で行われる
小倉大賞典(4歳上・GIII・芝1800m)について種牡馬別に検証していく。
過去10年で最多となる6回の馬券絡みは
ディープインパクト。3回で
キングカメハメハ、
ダイワメジャーが、2回で
アドマイヤベガが続く。
ディープインパクト産駒は2-3-1-8。複勝率が42.9%、複勝回収率120%と、好走率が高い上に馬券妙味も十分で、まずはここの取捨が鍵となりそうだ。出走機会14回のうち、3番人気以内に支持されたのは5回だけ。ローカル重賞に回っていることで人気にはなりにくいが、平均7.5人気で平均5.5着と人気を上回る走りを見せている。15年
ダコールが11番人気3着、16年
ダコールが6番人気2着、17年
ヒストリカルが8番人気2着など、人気薄での差し込みに注意を払いたい。今年は
スズカディープ、
レトロロックの2頭が出走する。
ステイゴールド産駒は1-0-0-8。09年に
サンライズマックスが優勝しているが、それ以外では延べ8頭が出走して、全て着外に敗れている。今年は
スティッフェリオ、
マウントゴールドが出走。
ハービンジャー産駒は0-0-0-3。16年17年と
ベルーフが上位人気に推されながら期待を裏切っている。今年は
ケイティクレバー、
ナイトオブナイツが出走する。