17日に東京競馬場で行われる
フェブラリーS(4歳上・GI・ダ1600m)について人気面から検証していく。
1番人気は3-2-3-2で複勝回収率107%。人気を裏切ったのは12年
トランセンド(7着)と13年
カレンブラックヒル(15着)。12年は完全な差し決着になり失速、13年の
カレンブラックヒルは初ダートだった。王道路線を歩んできた1番人気馬の信頼度は高い。
2〜5番人気は4-7-4-25で複勝回収率92%。このカテゴリーの回収率も高く、上位人気馬が強いレースという認識でよいだろう。
10番人気以下は1-0-0-68。この1勝は、14年に16番人気で優勝した
コパノリッキーのもので、それ以外は一頭も馬券に絡んでいない。荒れる印象を持っている方もいるかもしれないが、極端な穴狙いは割に合わないレースだ。
過去10年、3連複万馬券となったのは3回で、12年から14年まで3年続けて万馬券となったが、それ以外の年は全て4桁配当。過去10年で7回、3番人気以内の馬が2頭以上馬券に絡んでおり、人気サイドから馬券を組み立てるのが無難。
コパノリッキーが単勝272.1倍で勝った14年も、2着3着は人気馬が入り、3連複は55360円止まりだった。