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阪急杯・G3」(24日、阪神)
前走の阪神Cで
ダイアナヘイローは11番人気の低評価に猛反発。好スタートからスッとハナを奪うと、そのまま見事に逃げ切った。「ジョッキー(菱田)がうまく乗ってくれたよ。しかも枠順、スタート、ラップ、やる気の4拍子がそろっていたね」と大根田師は笑顔で振り返る。
明けて6歳を迎えた牝馬だが元気いっぱいだ。1週前追い切りは栗東CWで直線強めに追われ、7F96秒2-37秒9-12秒0。ハロー(馬場整地)明けの走りやすい馬場だったとはいえ、全身を使って前へ前へと突き進んだように、状態は間違いなく良さそうだ。
「とてもいい動き。この中間は前走と同じパターンで調整しているんだ。1週前はCWでしっかりやって、当週は坂路でしまい伸ばす程度で十分。あとは今の出来をキープしていくだけ」と指揮官は自信をのぞかせる。
阪神芝1400メートル重賞は連勝中。トレーナーは「千四の流れが合っているのかな。もちろん今回もスピードを生かす競馬で」と作戦に迷いなし。きっちりと結果を残して、G1舞台に殴り込む。
提供:デイリースポーツ