先週から
日経賞(3月23日・中山芝2500m)に向けた本格的な追い切りを開始している
エタリオウ(栗東・
友道康夫厩舎)。今朝28日はレースに向けた3週前追い切りをCWコースで行っている。
先頭には
バックドアルート、後ろからは来週の
フィリーズレビューへの出走を予定している
レッドアネモスが追いかけてくるという3頭併せの真ん中。道中は淀みなくラップが流れていき、6F標識で4馬身ほど追いかけていた先頭との差を少しずつ詰めていく。
最後の直線に向いた時にはその差が2馬身弱だったが、後ろから
レッドアネモスが3頭の先頭に立ちそうな勢いで内から差してくる。ここで少し遅れたこともあって、結果的にゴールまで一番遅れた状態は変わりなかった。
「少し怖がるところがあったり、ソラを使ったり、まだ気性的な課題はありますが、3頭併せの真ん中に入れたのはそういったところも考慮してのこと。レースまでたっぷり時間がありますし、いろいろ修正もしていきながら、これから調整していきます」と騎乗した大江祐輔調教助手。
なお、時計は6F83.7〜5F68.1〜4F52.8〜3F38.1〜1F12.2秒だった。
(取材・文:井内利彰)