小倉10Rの呼子特別(4歳以上500万下・芝2600m)は2番人気トロピカルストーム(幸英明騎手)が勝利した。勝ちタイムは2分41秒5(良)。半馬身差の2着に5番人気ジャディード 、さらに5馬身差の3着に4番人気ダノンアポロンが入った。

トロピカルストームは栗東・西村真幸厩舎の6歳セン馬で、父ハービンジャー、母シーサイドブリーズ(母の父サンデーサイレンス)。通算成績は27戦2勝。

〜レース後のコメント〜
1着　トロピカルストーム(幸英明騎手)
「向正面くらいまで、ペースが落ち着いていたので、早めに押し上げて、最後もしっかり脚を使ってくれました。力は上だと思っていましたし、その通りの競馬ができました」

2着　ジャディード (古川吉洋騎手)
「意識的に早目のレースで良いポジションから運びました。直線はよく並んで、くいさがってくれました。今日は勝った馬が強かったです」

3着　ダノンアポロン(荻野極騎手)
「ずっとリラックスして運べましたが、仕掛け所でズブい面を見せました。エンジンがかかってからはいい脚を見せてくれました。今日は間隔があいた分でしょう。次は良くなります」

4着　シゲルシイタケ(菱田裕二騎手)
「駐立があまり良くなくて、あの位置からになりました。スタンド前や、3〜4コーナーで動いて行く馬がいたので、それらの馬を出し抜けるように終いにかけました。いい脚を使ってくれました」

5着　カイザーヴェッター(丸山元気騎手)
「ここ2走乗せてもらって目標にされるレースが続いたので、今日は目標をおいて我慢させる競馬をしてみましたが、久しぶりにそういう競馬をしている分、馬も気を遣っていて、うまくエスコートをできなかった分もありました。でも、これがこの馬の力ではありません。こういう競馬でもいつも通り3〜4コーナーで反応ができればいいと思います」

ラジオNIKKEI