2016年の
名古屋城S(1600万下)で、2分9秒9という芝2200mの日本レコードをマークした
グリュイエール(牡7、栗東・
藤原英昭厩舎)が、2月28日付で
JRAの登録を抹消された。
グリュイエールは
父ディープインパクト、
母ウィンターコスモス、
その父キングカメハメハという血統。本馬、父母ともに現役時のオーナーは『金子真人ホールディングス』。
2014年10月、デビュー2戦目の2歳未勝利を2分0秒3という、京都芝2000mの2歳コースレコード(当時)で制して、初勝利。2016年3月には
名古屋城Sを日本レコードで制するが、後に両前脚の屈腱炎を発症。2年以上の長期休養を余儀なくされるも2018年4月、復帰戦の
府中S(1600万下)を制して、再度のオープン入りを果たす。
その後は
エプソムC(GIII)3着、
カシオペアS(OP)・
洛陽S(OP)2着と、オープンクラスでも上位を賑わせていた。
これまでの獲得賞金は1億721万2000円。通算成績は18戦5勝。