ステイヤーズS2着後の
万葉Sは7着に終わった
アドマイヤエイカン(栗東・
須貝尚介厩舎)。前走後は一旦放牧へ出されており、2月19日にノーザンFしがらきから栗東へ帰厩。今朝6日は次走予定の
阪神大賞典へ向けた1週前追い切りを行っている。
CWコースで
岩田康誠騎手が跨って、
ヴァントシルムとの併せ馬。前半はかなりゆっくりとしたペースで、ラップが速くなったのは3コーナーを回ったあたりから。ちなみにラップが遅い区間でもきっちり折り合って走ることができるのは、この馬の長所だろう。
ラップが速くなってからも前を射程に入れた位置できっちり折り合う。最後の直線は内を回ったが、手応えに余裕があり、いつでも前を交わせそうな勢い。軽く仕掛けられると、
ヴァントシルムより前へ出て先着のゴールだった。
時計は6F85.4〜5F68.6〜4F53.4〜3F38.4〜1F12.1秒。時計は先週よりも遅くなったが、動き自体はかなり素軽くなっている。今の状態でどんな結果を残すことができるか、楽しみなレースになりそうだ。
(取材・文:井内利彰)