スマートフォン版へ

【フィリーズR】アウィルアウェイ フル加速 脚色鈍らず!パワフル登坂

デイリースポーツ
  • 2019年03月07日(木) 06時00分
 「フィリーズレビュー・G2」(10日、阪神)

 重賞初制覇へ-。京王杯2歳S2着以来のアウィルアウェイが6日、栗東坂路で最終リハ。4F51秒0の好時計をマークし、仕上がりの良さをアピールした。前走で初黒星を喫したが、強豪牡馬と戦ってきた実力馬。牝馬同士のここなら断然上位の存在だ。新種牡馬ジャスタウェイ産駒。父に初の重賞タイトルを贈る。

 曇り空の下でも、力感は群を抜いていた。午前9時。ハロー(馬場清掃)明けの栗東坂路に登場したアウィルアウェイは、1本目をキャンターで流すと、2本目はテンから意欲的にハミを取ってグーンと加速。最後まで脚色が鈍ることなく、パワフルにゴールを貫いた。

 1週前には同坂路で4F52秒2を計時。直前はさらにギアを上げ4F51秒0-37秒3-12秒3をマークした。高野師は「中間のコンディションが良かったので、先週と同じ程度の追い切りを指示しました」と説明すると、「最初の入りが速くなってしまい、その分、乗り手としてはタフな作業になりましたが、うまくコントロールしてくれて、いい動きを見せてくれました」と内容には合格点。4カ月ぶりでも出走態勢は整った。

 前走の京王杯2歳Sでは、ファンタジストに鼻差敗れて初黒星。「タイトルを獲らせてあげたかったが…。馬は歯を食いしばって頑張った」と悔しさをにじませる。その後に球節を捻挫したため、阪神JFを回避。やや歯車は狂ったものの、それも休養で、全て“リセット”。「ここを目標に定め、立ち上げてからは順調に来られました」と納得の仕上げに胸を張った。

 舞台は阪神芝7F。指揮官は「発馬が不安定。それに競馬が上手なタイプではない。多頭数がどうか」と課題を挙げたが、それはもちろん、期待の裏返しだ。「能力の高さはデビュー前から分かっていたこと。何とかここでタイトルを獲って、本番へ。石橋(脩)君は経験豊富。大丈夫でしょう」。牝馬には負け知らず。始動戦で輝きを取り戻し、堂々と桜の舞台に立つ。

提供:デイリースポーツ

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す