「中山牝馬S・G3」(9日、中山)
元気いっぱいの動きで好調をアピールした。
ノームコアは6日、美浦Wで
チェスターコート(3歳未勝利)を大きく追走。序盤こそ、やや口を割り気味だったが、鞍上がなだめると落ち着きを取り戻した。
そこからの動きが圧巻。直線入り口で内に進路を進めると、瞬間移動でもしたかのように、アッと言う間にパートナーを0秒4突き放した。萩原師も「追い切りの動きが良かったし、前走と変わりない状態にある」と納得のコメントだ。
前走の
愛知杯は、スタートで後手に回り、直線強襲するも2着惜敗。師は「前走の内容も良かった。やってみないと分からない点はあるが、好レースを期待したい」。慎重に言葉を選んだが、3戦2勝で重賞Vの中山が舞台なら、マイナスになることはないだろう。
主戦のルメールが騎乗停止で、鞍上は初コンビとなる田辺になるが「いいジョッキーなので気にしていない」ときっぱり。中山で重賞10勝と、相性抜群の鞍上に2つ目のタイトル奪取を託す。
提供:デイリースポーツ