2016年の
日本ダービーを勝った
マカヒキ、2018年の
日本ダービーを勝った
ワグネリアン。ともに
大阪杯(3月31日・阪神芝2000m)の出走を予定しており、
友道康夫厩舎に在厩して調整中。今朝7日はレースに向けて、ダービー馬2頭での豪華併せ馬を行っている。
前日の雨の影響を受けて、水分を含んだ芝馬場での追い切り。
ワグネリアンが先行して、
マカヒキが追いかけるという展開。
ワグネリアンは少し気持ちが高ぶっているように見える走りだったが、
マカヒキはどっしりと落ち着いた走り。
残り300mくらいになったところで、内から
マカヒキが並びかけてくるが、
ワグネリアンも簡単には追い抜かれないといった感じで併走する。ゴールでは
ワグネリアンが頭ひとつ先着したように見えたが、手応え的には
マカヒキに余裕があった。
時計は
ワグネリアンが6F79.0〜5F64.2〜4F50.6〜3F37.3〜1F11.9秒、
マカヒキが6F77.4〜5F62.5〜4F49.3〜3F36.6〜1F12.0秒。芝なので速い時計が出るのはもちろんだが、余裕があってこの数字というのが、ともにG1ホースといった感じ。今後の調整にも注目していきたい。
(取材・文:井内利彰)