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ノームコアなど、中山牝馬S厩舎情報/美浦トレセンニュース

  • 2019年03月07日(木) 18時55分
 牝馬によるハンデ戦、中山牝馬S(GIII・中山芝1800m)に、美浦から出走する注目馬について管理する各調教師のコメント。

ノームコア(牝4・美浦・萩原清)について、萩原調教師
「追い切りの動きが良かったですし、前走(愛知杯・GIII・2着)後も順調に調整ができて変わりない状態です。前走の内容も良かったと評価しています。ハンデやコース替わりなど、やってみないと分からない点はありますけど、好レースを期待したいですね。良いジョッキーなので、田辺騎手への乗り替わりは特に気にしていません」

ウラヌスチャーム(牝4・美浦・斎藤誠)について、斎藤調教師
「このレースを目標にして中間も順調ですし、今週(3/6)の追い切りの動きも良かったです。前走(愛知杯・GIII・4着)は前半からポジションを取りに行った分、終いが甘くなってしまいました。出たなりでリズム良く運んだほうが、最後に脚をしっかりと使えるでしょう。仕上がりは良いですし、展開次第でやれていいと思います」

フロンテアクイーン(牝6・美浦・国枝栄)について、国枝調教師
「前走(ターコイズS・GIII・4着)は外めの枠である程度出していって、速い流れの中、終いもよく我慢していたと思います。どんな競馬もできますし、相手に合わせた競馬ができれば差はないでしょう。

 追い切りは先週結構やっていることもあり、今週は馬なりでしたが、それなりにはやっています。今回三浦騎手への乗り替わりも問題ないでしょう。2着が多いですし、シルバーコレクターをそろそろ返上できればと思います」

フローレスマジック(牝5・美浦・木村哲也)について、木村調教師
「石橋(脩)騎手には、馬が手を抜くようになっているのでどういう状況でも容赦せずにしっかりハードワークしてくださいとリクエストしましたが、それに沿った最終追い切りができたと思います。待つところは待って、出すところは出すということができました。

 前走(ターコイズS・GIII・11着)では、ゲートでの行儀が悪かったので、前走後は在厩でゲート練習をしています。練習では悪いところは見せていませんが、急に切れるところがありますし、そのあたりが課題で正直どんとこいと言える状況ではないところもあります。オープンに上がると誤魔化しがきかないので、課題点を修正してそれが成果として出ない限りは勝ちきれないと思いますので、自分との闘いになると思います」

ワンブレスアウェイ(牝6・美浦・古賀慎明)について、古賀調教師
「精神面に難しいところがありますので、そのあたりを考慮してこれまで調整をしてきましたが、今は調教でもしっかり負荷をかけられるようになり、6歳のこの時期に充実してきたと思います。馬体重も徐々に増えてきました。前走は496キロでしたが、今回も同じくらいで出走できるでしょう。

 重賞を勝ったのに54キロのハンデというのは恵まれた感もあります。引退レースにふさわしく悔いの残らない仕上げができましたし、無事にとは思いますが、頑張ってほしいですね」

(取材・文:佐々木祥恵)

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