10日に中京競馬場で行われる
金鯱賞(4歳上・GII・芝2000m)。中京競馬場のコース改修後に行われた過去7回を馬番別に検証していく。
最多となる4回の馬券絡みは5番、3回で4番が続く。一桁馬番で馬券絡みのない馬番はなく、満遍なく馬券に絡んでいる印象だ。
12年から16年までは
有馬記念の
ステップレースの一つだったが、17年から3月に施行時期が変更となり、
大阪杯の前哨戦的位置づけとなった。そして、17年の勝ち馬
ヤマカツエースは3着、18年の勝ち馬
スワーヴリチャードは1着と、2年続けて勝ち馬が
大阪杯でも馬券になっている。
近2年に限定すると、16頭立てだった17年が6→15→8、9頭立てだった18年が9→4→5の決着。ここでも傾向は出ていない。15番枠から7番人気で2着した
ロードヴァンドールはハナを奪っての逃げ粘りだった。2回中京の開幕週に行われるレースなので、あまりに外を回らされるようだと厳しいだろう。
ちなみに18年8番人気2着の
サトノノブレスもハナを切っての粘り込み。馬券検討の際は「人気薄の逃げ馬」という古典的な格言を頭に入れて臨みたい。