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【阪神スプリングJ予想】◎オジュウチョウサンの負けるシーンは想像しにくい/JRAレース展望

  • 2019年03月09日(土) 07時01分
 実力馬に有利な別定重量戦で行われるレースで、中山グランドジャンプへと向かう上で重要な1戦。特別に難易度の高い障害はないが、3900mという距離は、障害重賞の中では中山グランドジャンプ中山大障害京都ハイジャンプに次ぐもので、スタミナと底力を問われるレースだ。実際、昨年はアップトゥデイトが、一昨年はオジュウチョウサンがこのレースを制して本番へと挑んでいる。過去10年で1〜5番人気馬が8勝2着9回3着6回と平穏ムード。1番人気馬は2勝2着3回と大きく崩れてはいないものの、全幅の信頼は置きづらい。

 障害競走は約1年ぶりとなる◎オジュウチョウサン。久しぶりに背負う62キロの斤量であるとか、4000mに近い距離にまったく不安がないと言えば嘘になるが、これまでも平地競走を叩き台に大一番へと挑む優れたジャンパーは存在した。今回はそういったケースと同一視は出来ないが、目に見えない精神的な部分であるとか、アクシデント以外には負けるシーンは想像しにくい。

 ○タイセイドリームは9歳とはいえ、昨年暮れの中山大障害はハナ差2着。ここまで障害競走は13戦して2度の4着以外はすべて馬券の対象となってきた。アップダウンの激しいコースよりもスピードを活かせるコースに向く印象で、5勝中3勝が新潟競馬場の障害コース、阪神スプリングジャンプは一昨年に出走しており、このときはオジュウチョウサンアップトゥデイトに次ぐ3着だった。本命馬が何らかの事情で持てる力を発揮できなかった場合、最も勝利に近いのはこの馬だ。ただし、道悪になった場合はマイナスだろう。

 ▲ルペールノエルは昨年の3着馬。キャリアを重ねながら実力を磨き、安定した飛越を身につけた。中山大障害、グランドジャンプコース以外では安定している。ただし、この馬も道悪になった場合はマイナスだ。

 その間隙を突けるのは△シンキングダンサーか、未知の魅力がある△ドラゴンバローズか。後者は平地重賞の2着経験馬。レース振りに注目したい。

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