17日に阪神競馬場で行われる
阪神大賞典(4歳上・GII・芝3000m)について馬番別に検証していく。
最多となる5回の馬券絡みは6番と8番。4回で2番、8番が続く。過去10年では、11年の14頭立てが最大で、近5年は9頭→10頭→11頭→10頭→11頭と少頭数で推移しており、今年も11頭の出走にとどまっている。
参考までに内外を枠順で比較すると下記の通り。
1〜4枠 3-4–5-32 複勝率27.3% 複勝回収率49%
5〜8枠 7-6-5-49 複勝率26.9% 複勝回収率52%
3着内数は外枠の方が多いが、好走率、回収率ともほぼ同じ。少頭数の長距離戦、しかも
天皇賞・春を睨んだ有力馬が出走してくるレースでもあり、実力馬が枠順を問わず結果を出してくるレースだ。
実際に過去10年で上がり最速を記録した11頭は6-3-2-0と
パーフェクト。特に近5年は5連勝中で、そのうち4頭は1番人気だった。また、その5年は、上がり3位以内の馬が馬券圏内を独占している。枠順や位置取りはあまり気にせず、2度のアップダウンをこなせる、確かな持続力を持った馬をしっかり狙うことが重要だ。