「新馬戦」(16日、中山)
米国産の大物が満を持しての登場だ。
ラスベガステソーロ(牡、父ティズナウ、美浦・武井)が、土曜中山4R(ダート1800メートル)で初陣を迎える。昨春に一度、デビュー寸前まで進んだが、左後肢の骨折により休養が長引いた。武井師は14日「若い馬によく見られる箇所の骨折です。骨がくっつけば大丈夫」と心配無用を強調する。
その言葉通り、2月に再入厩してからは順調そのもの。攻め馬でも抜群の動きを連発しており、指揮官は「パワーがあって完歩が大きく、持続的なスタミナがある」と賛辞を並べた。コンビを組む三浦は、先週の中山で土日両メインを制覇。乗れている鞍上を背に、世代ラストの新馬戦で“大トリ”を飾る。
提供:デイリースポーツ