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【黒船賞予想】地元専門紙記者がホンネを語る! 今年はホントにJRA勢でテッパン!?/地方競馬レース展望

  • 2019年03月20日(水) 18時34分
 3月21日(木)、高知競馬唯一の交流重賞・黒船賞(GIII・1400m)が開催される。出走メンバーはJRA勢5頭を含む全12頭。昨年はエイシンヴァラーが勝利し、第1回のリバーセキトバ以来、20年ぶりに地方馬がタイトルを奪取したが、地方馬による連覇はあるのか。地元の専門紙で、長年トラックマンとして活躍する風間恒一、山崎伸浩両氏に今年の黒船賞の展望をうかがった。

―――まず、黒船賞が行われる舞台についてですが…。

山崎「基本的に、高知競馬は外枠有利。これは鉄則です。水はけの悪い競馬場なので、主催者発表では重や不良といった馬場で行われるケースが多いのですが、実際はそれより含水率が低いことも少なくありません。

 ですから、発表に惑わされることなく、時計などで馬場状態を把握することが大切になります。実際、1日のうちに傾向が変わりますし、馬場状態を常に気にしておかなければなりません。パサパサの良馬場になったときに、意外に内が伸びるときもありますからね」

風間「最近は地元で黒船賞の選考競走があっても、勝ち馬が本番に出ない年が続いていたんですが、今年はサクラレグナムミサイルマン黒船賞に出ますし、ノーチャンスというわけでもありません。どれぐらいやってくれるんだろう、という期待の持てる黒船賞になりそうです。

 とはいえ、JRA優位は揺るぎない。去年は兵庫のエイシンヴァラーが勝って、98年のリバーセキトバ以来となる地方馬の勝利。3着も浦和のブルドッグボスだったので、地方馬が気を吐きました。去年は地方馬にやられているから、今年のJRA勢は気概が違うはず」

―――昨年勝ったエイシンヴァラーは9番人気でしたが、高知で荒れるときの傾向はありますか?

山崎「そもそも瞬発力が違いますから、ペースが普通に落ち着いて上がり勝負になったら中央馬にはかないません。チャンスがあるとしたら、消耗戦になったときですね。期待したいのはスローの上がり勝負ではなく、前半から先行争いが激しく、ガンガンやり合うような競馬です」

風間「地力勝負になったら厳しいかもしれないね」

山崎「第1回のリバーセキトバのときもそうだったんですけど、もし波乱になるとしたら、極端なハイペースになったときですね。去年もグレイスフルリープがつくったペースは35秒前半のすごいペースでしたし、極端なハイラップを刻んだときに地方馬にチャンスが出てくるのかなと思います」

―――具体的に狙っている馬がいれば教えてください。

風間「キングズガードは3年連続の出走になりますが、過去2年はいずれも2着と結果を残していますし、ある程度勝負にはなるのではないか、と思っています。クイーンズテソーロは準オープンを勝って臨んだジャニュアリーSで4着でしたが、勢いは怖いですね。

 でも、馬券の当たり外れは関係なく、(地元の)サクラレグナムには頑張ってほしいです。鞍上の赤岡騎手は何年もリーディングを獲っているし、大概のことはやり尽くした感じはします。あとは、地元の交流重賞でも勝ってくれれば最高でしょう」

山崎「確かに前哨戦では、地方馬で実力上位のエイシンバランサーサクラレグナムは勝っているので、決してチャンスがないとは思いません。地元の期待を背負っていますし、どういうレースをしてくれるのか、楽しみにしたいですね」


この度、ウマい馬券は地方予想をスタートして2周年を迎えます。そこで皆様のご愛顧に感謝し、3/18〜3/31の期間、毎日100ポイントをプレゼントいたします。この機会に是非ポイントを受け取って予想をお楽しみください。

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