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【日経賞】別定GIIながら荒れやすいレース/JRAレース展望

  • 2019年03月20日(水) 06時00分
 マイネルキッツフェノーメノなど、ここから本番を制する例が相次いだ時期もあったが、近4年間は日経賞組の本番での3着以内はゼロ。癖のあるコース形態ということもあって重要性が薄れつつあるのかもしれない。

1.別定GIIなのによく荒れる

 障害帰りの殿人気テンジンショウグンが勝って、馬連20万馬券という大波乱になったのはもう20年以上も前のことだが、過去10年でも馬連4000円以上の配当が6回ある。2018年は菊花賞キセキ、2017年は有馬記念の勝ち馬ゴールドアクターが1番人気で敗退、波乱の要因になった。

2.早めに動ける自在性が必要

 過去10年のうち中山競馬場で行われた9回では、4コーナーで5番手以内の馬が7勝、3番手以内だと5勝している。2017年は7番人気のミライヘノツバサが早め先頭から2着、2012年は12番人気のネコパンチが逃げ切りと、人気薄の思い切った積極策がハマりやすいレース。

3.間隔が開いていると厳しい

 前走から16週間以上間隔が開いていた馬は過去10年(阪神施行を含む)で[1-1-1-17]。3着以内した3頭の前走はジャパンCステイヤーズSだった。前走が前年10月以前だった馬の3着以内は皆無で、菊花賞から直行した馬は2015年のサウンズオブアースが1番人気4着、2012年のフェイトフルウォーが3番人気8着。


 ブラックバゴは差し・追い込み一手のイメージだったが、前走京都記念では向正面で早めに動いていく果敢な競馬をして、0.2秒差6着に踏みとどまった。ダンビュライトマカヒキなどの強敵相手だけに価値がある。京成杯2着などがある中山替わりは歓迎材料で、前進を期待したい。

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