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【大井・京浜盃】3着までに羽田盃への優先出走権 南関クラシックへ向けた最重要ステップレース/地方競馬見どころ

  • 2019年03月20日(水) 13時00分
 本日20日に大井競馬場で行われる京浜盃(3歳・ダ1700m・1着賞金2000万円)に今年は14頭が出走する。3着までに、4月24日に大井競馬場で行われる南関クラシックの第一冠・羽田盃への優先出走権が与えられる一戦。過去10年の勝ち馬のうち、5頭が羽田盃を制しており、今後の飛躍に繋がる重要なステップレースとなる。

 ウィンターフェル(牡3、船橋・川島正一厩舎)は、今回が転入初戦となる。ホッカイドウ時代には北海道2歳優駿で2着に入るなどここでは実績上位。昨年末の全日本2歳優駿(地方馬最先着の5着)を除いて、ダートでは連対を外さない安定ぶりを見せているものの重賞は未勝利。待望のタイトル獲得なるか。

 前走の雲取賞を制覇し、すでに羽田盃への出走権利は獲得しているヒカリオーソ(牡3、川崎・岩本洋厩舎)は、これまで挙げた3勝がいずれも余裕を持った逃げ切り勝ち。今回は同型が多いものの、最内枠から重賞3勝目を狙う。

 そのヒカリオーソらと展開の鍵を握りそうなのが連勝中のホールドユアハンド(牡3、浦和・小久保智厩舎)。中央で新馬勝ちした実績もあり、地方転厩後は4戦3勝。特に前走のつばき賞は2着に0.9秒差をつける完勝となった。連勝を伸ばし、南関クラシックへの切符を掴めるか。

 ステッペンウルフ(牡3、船橋・佐藤賢二厩舎)は、昨年末に転厩してからこれまでの4戦で馬券内を外していない堅実ぶり。ここ2走は危なげない勝利が続いており、久々の重賞挑戦でも期待したいところ。鞍上は新コンビとなる御神本訓史騎手

 他にも、雲取賞3着のカジノフォンテン(牡3、船橋・山下貴之厩舎)や昨年のハイセイコー記念2着など安定した成績を見せるシビックヴァーゴ(牡3、大井・米田英世厩舎)らが出走する。

 13:00時点の単勝オッズは以下の通り。発走は16:10。現時点で天候は晴れ、馬場は良となっている。

※人気順 馬名 騎手 オッズ
1 ウィンターフェル 森泰斗 2.7
2 ヒカリオーソ 瀧川寿希也 3.6
3 ステッペンウルフ 御神本訓史 7.5
4 カジノフォンテン 本田正重 10.1
5 ホールドユアハンド 矢野貴之 10.6
6 シビックヴァーゴ 笹川翼 14.5
7 ジョーパイロライト 張田昂 15.0
8 アギト 左海誠二 19.3
9 グラビテーション 今野忠成 30.7
10 キングイモン 達城龍次 47.6
11 ホワイトヘッド 本橋孝太 53.1
12 マイコート 繁田健一 78.5
13 レベルフォー 石崎駿 131.6
14 オーシャンブラック 西啓太 228.3

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