「
毎日杯・G3」(23日、阪神)
偉大なる兄に続く!16年ダービー馬
マカヒキの全弟
ウーリリが、キャリア2戦目でのタイトル獲りに意欲を示している。
デビュー戦は首差だったが、きっちりモノにしたところが素質の証明。友道師は「調教の感じを見ていると勝つ感じではなかった。実戦で良さが出たんだと思う」と振り返る。好位から器用な立ち回りを披露し、のちの
シンザン記念3着馬
ミッキーブリランテとの追い比べを制した。
兄も管理した指揮官は「全く似ていない。成長は遅いし、(本格化は)秋以降かな。どうしても上(兄)を見てしまうところはあるね」と辛口だが、「若干体に幅が出て、しっかりしてきた。調教も良くなっているし、乗った(福永)ユーイチも“いい”と言っていた。もちろん、伸びしろはあるよ」と期待は十分だ。
冬場は成長を促し、今回は約4カ月ぶりの実戦。成長過程は違えど、そのポテンシャルは相当。期待が膨らむばかりの逸材に違いない。
提供:デイリースポーツ