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【マーチS】キングカメハメハ産駒が好成績、昨年は1・3着/データ分析(血統・種牡馬編)

  • 2019年03月20日(水) 14時40分
 24日に中山競馬場で行われるマーチS(4歳上・GIII・ダ1800m)について種牡馬別に検証していく。なお、阪神競馬場で開催された2011年は除く。

 過去10年で最多となる4回の馬券絡みはキングカメハメハブライアンズタイム。次点で2回のシンボリクリスエスワイルドラッシュウォーエンブレムが続く。

 キングカメハメハ産駒は延べ14頭が出走して「2-1-1-10」複勝率28.6%、複勝回収率104%となっており、昨年のマーチSでもセンチュリオン(2番人気1着)、ロワジャルダン(10番人気3着)と好走している勢いがある。

 ただし、キングカメハメハ産駒マーチS初出走「2-1-1-5」に対し、2度目の出走は「0-0-0-5」。グランドシチーディアデルレイといった好走実績のある馬でもパフォーマンスを落としているので、昨年の勝ち馬センチュリオンには少々嫌な傾向か。

 ブライアンズタイム産駒ではないが、その系譜を継ぐトーセンブライト産駒のハイランドピークが2年連続での参戦となる。昨年は単勝2.0倍の1番人気を裏切る9着となったが、スタート後に躓いて行き脚がつかなかったことに起因するため、今年は改めて真価が問われる。

 シンボリクリスエス産駒は延べ9頭が出走して「2-0-0-7」複勝率22.2%、複勝回収率77%となっているが、14年ソロル、12年サイレントメロディともに重馬場での勝利だったことは覚えておきたい。今年、同産駒からはサトノティターンがスタンバイ。1600万下から昇級の身となるが、全兄には09年エルムSを制したマチカネニホンバレがいる血統だ。

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