24日に中京競馬場で行われる
高松宮記念(4歳上・GI・芝1200m)について馬番別に検証していく。なお、コース改修後の2012年以降を集計対象とする。
馬番別では、最多となる2回の馬券絡みが4番、6番、7番、8番、9番、17番。好走馬は内目から真ん中寄りに集まっている印象を受ける。
一方、一度も馬券に絡めていないのが2番、14番、18番。特に大外枠は「0-0-0-7」と苦戦を強いられており、15年
ストレイトガール(8枠18番)は1番人気13着と大敗している。同馬は前走
香港スプリント3着、前々走
スプリンターズS2着、前年の
高松宮記念3着という実績馬だっただけに案外な結果と言わざるを得ない。
参考までに枠順で内外の成績を比較すると下記の通り。
1枠 0-0-1-13 複勝率7.1% 複勝回収率8%
2枠 2-1-0-11 複勝率21.4% 複勝回収率42%
3枠 2-1-0-11 複勝率21.4% 複勝回収率45%
4枠 0-1-3-10 複勝率28.6% 複勝回収率92%
5枠 2-0-1-11 複勝率21.4% 複勝回収率36%
6枠 1-1-0-12 複勝率14.3% 複勝回収率22%
7枠 0-1-1-18 複勝率10.0% 複勝回収率86%
8枠 0-2-1-18 複勝率14.3% 複勝回収率35%
やはり馬券の軸にするのであれば2〜5枠が無難に思える。内でも外でも極端な枠を引いてしまうとレースの組み立てが難しくなるようで、1枠からは未だに連対例がない。なお、最内枠といえば12年の
ロードカナロア(1番人気3着)を思い出すが、結果的に同馬が競走生活において連対を逃した唯一のレースとなってしまった。