1994年に創設されたハンデ戦のダート重賞で、以来、現在に至るまで11年を除き中山競馬場ダート1800mコースで行われている。4月の
アンタレスS、5月の
平安Sとともにダート
グレードの
帝王賞への
ステップレースだが、ハンデ戦でもあり波乱含み。中山競馬場で行われた過去10回のデータで、1〜3番人気馬は4勝2着3回3着6回。1番人気は1勝2着1回と信頼に応えられていない。斤量別では57キロ以上の馬が5勝。重いハンデを課せられた実力馬を軽視できない。
強い4歳世代◎
テーオーエナジーに注目だ。
JBCクラシックはさすがに相手が強かったが、その後はオープン特別を2連勝。期待された
佐賀記念は厳しいマークにあってスタミナを失ったが、今回は得意とする好位からの競馬が出来そうだ。改めて期待する。
昨年の1番人気馬○
ハイランドピークが強敵になりそう。前走の
総武Sは早めに脚を使ったために最後は失速したが、大いに見せ場を作った。中山競馬場のダート1800mコースは8戦して3勝2着2回。逆転候補の筆頭だ。
異例のローテーションで挑む▲
ヒラボクラターシュも強い4歳世代を代表する1頭だ。
佐賀記念を完勝し、
名古屋大賞典はグリムを捕らえきれずに2着だったが、砂を被るような位置でも我慢できたようにレース振りには進境は見られた。この舞台は3戦して2勝2着1回。
JRA主催の重賞初勝利まであと一歩だ。
条件戦を勝ちあがったばかりの馬も紙一重。ダート競馬で7戦6連対の△
アルドーレ、同じく中央のダートで9戦9連対△
ジョーダンキング、ダートで3戦3勝△
ロードゴラッソと、
金蹄Sで大物感を見せた大型馬△
サトノティターンまで抑えておきたい。