30日に中山競馬場で行われるダービー卿CT(4歳上・GIII・芝1600m)。昨年3歳時に出走した
関屋記念では、年長馬の牡馬相手に完勝するなど強い競馬を見せてきた
プリモシーン(牝4、美浦・
木村哲也厩舎)が重賞3勝目を狙う。
【
木村哲也調教師】
「前走(
ターコイズSGIII・8着)は4コーナーから進路を塞がれたようなところがありましたし、本当の力は出し切れていませんでした。前走後は放牧に出て、戻ってきてから少しずつ馬の動きがよくなるようにフットワークの質を確かめながら調整をしています。
1週前は併せ馬で追い切りました。前の馬を追いかける形で折り合いもついていましたし、
ゴーサインを出してからの反応も問題ありません。稽古はいつも良いですし、変わらず順調にきています。仕上がりに関しても、順調に推移していると思います。昨年秋以降は良い成長をしていますね。体も良くなっていて、精神的にも良い意味でドッシリしていきました」
(取材:佐々木祥恵)