本日27日に
浦和競馬場で行われる南関東牝馬クラシックの第1戦・
桜花賞(3歳・牝・ダ1600m・1着賞金2000万円)に11頭が出走する。今年は
トライアルの桃花賞をはじめ、
ステップレースで度々波乱が起こり、前走で勝利を挙げた馬はわずか1頭と混戦模様の一戦。
アークヴィグラス(牝3、大井・
嶋田幸晴厩舎)は、北海道時代から地方で重賞5連勝と実績上位。前々走の
東京2歳優駿牝馬では、直線で内を突くとあっという間に他馬を置き去りにして、最後は流しての圧勝劇。地方での重賞勝利を「6」に伸ばせるか
ホウショウレイル(牝3、浦和・
小久保智厩舎)は、3戦連続の大差勝ちで話題となったが、重賞タイトルにはまだ手が届いていない。。鞍上を務める
御神本訓史騎手は昨年のこのレースを制しており、管理する小久保厩舎も2年連続で連対中。心強いコンビで重賞初制覇がクラシックの舞台となるか。
小久保智厩舎からはもう一騎、
トーセンガーネット(牝3、浦和・
小久保智厩舎)も出走する。前々走の
ニューイヤーCで牡馬相手に快勝。2着馬の
ヒカリオーソは後に
雲取賞を制している。前走の
ユングフラウ賞ではタイム差なしの2着に惜敗したものの、今回は内枠が比較的有利な浦和1600mで2番枠からの発走となり反撃必至。
その
トーセンガーネットを
ユングフラウ賞で競り落とした
ポッドギル(牝3、大井・
鈴木啓之厩舎)は、これまで6戦して連対を外したのはわずか一度のみ。今回が初の1600m戦となるが、前走のような逃げで重賞連勝なるか。
他にも、
ローレル賞2着馬で今年初戦を迎える
ダバイダバイ(牝3、船橋・
坂本昇厩舎)や桃花賞を4馬身差で圧勝した
ゼットパッション(牝3、川崎・
佐々木仁厩舎)らも出走する。
12:00時点でのオッズは以下の通り。発走は16:35。現時点で天候は晴れ、馬場は良となっている。
※人気順 馬名 騎手 オッズ
1
トーセンガーネット 左海誠二 1.7
2
アークヴィグラス 瀧川寿希也 3.8
3
ホウショウレイル 御神本訓史 5.8
4
ポッドギル 矢野貴之 13.2
5
ダバイダバイ 山本聡紀 15.5
6
マーチャンスルー 森泰斗 27.1
7
ゼットパッション 山崎誠士 31.2
8
ラブミーピンク 西啓太 67.0
9
マルパソ 町田直希 73.0
10
ケンガイア 笹川翼 101.3
11 ナラ 筒井勇介 128.5