前走
クイーンCは2着だった
ビーチサンバ(栗東・
友道康夫厩舎)。レース後はノーザンFしがらきで放牧へ出されており、3月8日に栗東へ帰厩。
桜花賞(4月7日・阪神芝1600m)に向けて順調に調整を続けている。
今朝27日は
福永祐一騎手が跨って、CWでの併せ馬。
スーパーフェザーを追いかける内容だったが、向正面での差は1秒ちょっと。6F標識から5F標識の区間でその差が縮まっていくように見えたので、折り合いを欠いているのかと心配したが、先週よりも前向きさが出ているだけ。手綱はしっかりと抑えられている。
4コーナーでじわっと内から前との差を詰めていって、最後の直線では完全に射程圏。追い出されると前を楽に捕まえると思ったが、相手も調子が良く、楽な手応えで応戦する。しかし、ラスト1F標識地点では
ビーチサンバが楽に前へ出て、ゴールでも先着した。
時計は6F83.8〜5F68.4〜4F53.1〜3F38.4〜1F11.5秒。終いの伸びは鋭く、これでほぼ万全に仕上がった印象。あとひと追いすれば、毛艶も完璧というところまできているだけに、最終追い切りでの動きを見守りたい。
(取材・文:井内利彰)