「
大阪杯・G1」(31日、阪神)
27日、栗東で昨年9月の
神戸新聞杯V以来となる18年ダービー馬
ワグネリアンが、坂路で軽快なフットワーク。6カ月半ぶりを感じさせない仕上がりをアピールした。
丁寧に出走態勢を整えた。
神戸新聞杯V以来、6カ月半ぶりに復帰する昨年のダービー馬
ワグネリアンは、栗東坂路で単走。序盤は脚元の感触を確かめながら、ゆったりと入る。ラストも軽く促される程度だったが、軸が全くブレない鋭い走りで、4F54秒2-39秒6-12秒4を刻んだ。
大江助手は「しまい重点でしたが、馬の雰囲気も良く、順調です。先週しっかりとやってもらったし、しまいサッと流す程度でしたが、いい状態ですね」とうなずく。帰厩当初は緩さも残っていたが「その状態で動かし過ぎると体に負担がかかるし、まず体をつくるところから始めました。精神的にも落ち着きが出ましたし、体も締まってきましたね」と心身の充実ぶりを伝えた。
鞍上は
高松宮記念を
ミスターメロディで制し勢いに乗る福永。1週前リハに騎乗し、「息遣いは悪くなかったし、動ける状態」と好感触だ。「僕自身、楽しみにしていた一戦。いい結果が出せるように、一緒にダービー以上の感動を味わえるように頑張りたい」とキッパリ。V発進で最強4歳世代の頂点を極めた力を見せつける。
提供:デイリースポーツ