「
大阪杯・G1」(31日、阪神)
キセキは27日、CWで順調な調整ぶりを示し、17年
菊花賞以来の勝利へ意欲を示した。
自慢の先行力で強豪を撃破だ。昨年の
有馬記念5着以来となる
キセキは、栗東CWを単走追い。活気ある動きで5F68秒6-39秒0-12秒0をマークした。辻野助手は「先週にやっているので、感触を確かめる程度に。体調は良さそうですし、だいぶ大人の体つきになった。昨秋と同じ状態で出られると思います」と仕上がりに確かな手応えをつかむ。
共同会見に出席した川田も「昨秋は素晴らしい競馬をしてくれて、本当に頑張っていた。舞台は問題ないですし、これだけの有力馬がそろったG1で、彼らしい競馬をしてくれれば」と静かに闘志を燃やす。確立した
スタイルを武器に、一昨年の
菊花賞以来となる、2つ目のタイトル獲りを狙っている。
提供:デイリースポーツ