3月31日に阪神競馬場で行われる
大阪杯(4歳上・GI・芝2000m)に4、5歳馬を中心に14頭が出走する。GI昇格後3回目となる今年は、8頭のGI馬が集結。どの馬もGI勝利は一度のみ。群雄割拠の古馬中距離路線で頭一つ抜け出るのはどの馬か。
昨年5月から条件戦を3連勝し、続く
アルゼンチン共和国杯でも2着した
ムイトオブリガード(牡5、栗東・
角田晃一厩舎)が重賞初制覇を狙う。3歳時はダートを中心に使われ、そこから長距離戦線で連勝を重ね、前走の
金鯱賞は久々の中距離戦だった。
阪神芝コースは昨年の
阪神大賞典を走って以来の2度目となるが、どのポジションからでも良績を残している自在性は強み。引き続きの2000m戦でペース慣れが見込めれば、重賞初制覇がGIの舞台となる可能性も。