7日に阪神競馬場で行われる
桜花賞(3歳・牝・GI・芝1600m)について馬番別に検証していく。
馬番別では、最多となる4回の馬券絡みが9番と10番。次点が2回で1番、6番、7番、8番、11番、12番、13番、14番、15番、18番と続く。思いのほかバラつきはあるものの、総じて真ん中から外目の枠が狙い目となっている。
一方、一度も3着以内に好走歴のない馬番が2番、3番、4番、5番。ただし、過去10年で2〜5番に1〜3番人気の馬が入った例は3度しかなく、一概に馬番で嫌うことは早計かもしれない。ちなみに該当馬は、16年3枠5番
メジャーエンブレム(1番人気4着)、11年2枠4番
ダンスファンタジア(3番人気7着)、10年2枠3番
アプリコットフィズ(2番人気5着)の3頭だ。
参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。
1枠 0-1-1-17 複勝率10.5% 複勝回収率45%
2枠 0-0-0-19 複勝率0.0% 複勝回収率0%
3枠 1-1-0-18 複勝率10.0% 複勝回収率25%
4枠 2-2-0-16 複勝率20.0% 複勝回収率76%
5枠 4-0-4-12 複勝率40.0% 複勝回収率199%
6枠 0-2-2-16 複勝率20.0% 複勝回収率62%
7枠 2-2-2-24 複勝率20.0% 複勝回収率44%
8枠 1-2-1-26 複勝率13.3% 複勝回収率24%
5枠の成績が良いことは9番と10番の好走率の高さからも推測できるが、
桜花賞は外枠有利が囁かれる割に7〜8枠の好走率・回収率はいまひとつのようだ。
1枠 0-0-1-14 複勝率6.7% 複勝回収率50%
2枠 0-0-0-16 複勝率0.0% 複勝回収率0%
3枠 0-0-0-17 複勝率0.0% 複勝回収率0%
4枠 1-1-0-14 複勝率12.5% 複勝回収率66%
5枠 1-0-2-10 複勝率23.1% 複勝回収率242%
6枠 0-0-1-14 複勝率6.7% 複勝回収率36%
7枠 0-0-0-17 複勝率0.0% 複勝回収率0%
8枠 0-0-0-19 複勝率0.0% 複勝回収率0%
上記成績は6番人気以下の枠順別成績。基本的に上位人気馬の好走率が高い
桜花賞で、人気薄に期待するのであれば4〜5枠。また、
桜花賞における外枠有利の定説は、あくまでも人気馬が不利を受けにくい枠という意味で考えるべきだろう。