13日に阪神競馬場で行われる
アーリントンC(3歳・GIII・芝1600m)について枠順・馬番別に検証していく。なお、1回阪神1日目に開催されていた2017年以前も含む。
馬番別では、最多となる5回の馬券絡みが3番。4回で2番、6番、3回で8番、11番、12番と続く。ただし、過去10年でも10頭立て〜16頭立てと出走頭数にバラつきがあるため、一概に馬番だけで有利不利を判断することは難しいかもしれない。また、2015年からフルゲート頭数も16頭→18頭へと引き上げられていることを覚えておきたい。
1〜4枠
9〜11頭立て 0-1-2-5 複勝率37.5% 複勝回収率76%
12〜14頭立て 1-4-3-20 複勝率28.6% 複勝回収率152%
15頭立て以上 2-1-0-12 複勝率20.0% 複勝回収率50%
5〜8枠
9〜11頭立て 2-1-0-9 複勝率25.0% 複勝回収率36%
12〜14頭立て 5-2-3-38 複勝率20.8% 複勝回収率75%
15頭立て以上 0-1-2-12 複勝率20.0% 複勝回収率110%
参考までに出走頭数ごとに枠順別成績を比較すると上記の通り。15頭立て以上時に5〜8枠から勝ち馬が出ていないものの、複勝率や複勝回収率を踏まえるとパフォーマンスを落としているわけではないようだ。
ちなみに施行時期が変更された昨年の
アーリントンカップは13頭立てで行われ、5枠6番(
タワーオブロンドン)→1枠1番(
パクスアメリカーナ)→7枠11番(
レッドヴェイロン)という決着だった。また、最後の直線コースにおける進路取りを見ても馬場による内外の有利不利は無かったように感じる。
最後に1〜3番人気の枠順別成績だが、1〜4枠「0-4-1-6」、5〜8枠「5-1-1-12」となっており、1〜4枠で上位人気に推されていた馬が勝ちあぐねている点は少々気になる。