「
皐月賞・G1」(14日、中山)
鞍上&調教師ともに初クラシックの
ダディーズマインドが
皐月賞で台風の目になるか。当初は除外の対象だったが、ラ
イバル陣営の回避により、出走が可能に。青木師は「同じ関東馬のアク
シデントなので手放しでは喜べませんが、せっかく出るからにはいいところを見せたい」と意気込みを伝えた。
最終追いは10日、美浦Wで
クリムズンフラッグ(4歳1000万下)との併せ馬。5F68秒1-38秒2-12秒7を記録して併入。調教パートナーの方に騎乗していた主戦の宮崎は「最後は前に出してあげようかと思っていたけど、その必要もなかったですね。いい動きでした」と笑顔だ。デビュー13年目の鞍上もG1騎乗は4回目だが、クラシックは初参戦。それでも「特に肩の力は入っていませんよ」と自然体で臨む。
開業3年目の指揮官は「クラシックは憧れに近い感情がある」と武者震い。「元から能力の高さを感じていた馬。ただ出るだけではなく、色気を持って臨める」。最高の晴れ舞台で存在感を示す構えだ。(デイリースポーツ・刀根善郎)
提供:デイリースポーツ