神戸新聞杯、
菊花賞、
日経賞と2着が続いている
エタリオウ(栗東・
友道康夫厩舎)。陣営も勝つためにいろんな工夫をして調整を進めているが、今朝11日は
天皇賞・春(4月28日・京都芝3200m)に向けた2週前追い切りを行っている。
CWコースでの併せ馬だったが、浅めのブリンカーを着用して
ネプチュナイトに先行する内容。あまり速くないラップだったが、自分のリズムで走れていると気負いもなくてスムーズ。
最後の直線は追いかけてくる相手を前受けしたが、相手が来れば来るだけ伸びるといった感じ。この動きを見れば、ブリンカーの効果があるようにも思えるが、相手の攻め駆け能力や道中のラップも関係しているだろう。
時計は6F85.7〜5F69.2〜4F53.3〜3F39.1〜1F12.0秒。終いの数字は決して悪くないが、来週は追いかける併せ馬を行う予定ということなので、そこでどんな動きを見せてくれるか楽しみにしてみたい。
(取材・文:井内利彰)