水曜の時点で
アドマイヤマーズに騎乗予定の
ミルコ・デムーロ騎手が「枠は真ん中あたりがいい」と話していました。ところが、当たったのは1枠1番。これについて陣営の反応を聞いてみたところ、かなりの好感触でした。
「外でなく、真ん中より内なので良かったですよ。スタートのいい馬だし、行きたければ行けばいいし、相手が行けば控えてもいい。枠順もですが、この並びならスムーズに流れに乗れそうでよかったです」(大江助手)
そうなんです。皆さん枠順もですが並びを気にします。どの馬が行くのか。競りかけてポジションを取りにこないか、とか。枠順が決まってからシミュレートが始まります。
「無理に下げることはないけど、絶対ハナにこだわらなければいけない、というかんじでもない。自然と前目での競馬ができそうですね」
自然と経済コースを通って、競馬センスのいい
アドマイヤマーズらしさをみせれば、自ずから結果はついてくる。陣営からはそんな雰囲気がヒシヒシと伝わってきます。
「この馬の持ち味は並んだときの勝負根性なので、そんなに競馬場とかコース形態とかは関係ないと思っています」
と、友道師もかなり自信を持っています。これは…、かなり面白いことになると予想します!
(取材・文:花岡貴子)