前走
フェブラリーSではクビ差の2着に敗れた
ゴールドドリーム(栗東・
平田修厩舎)。昨年と同じ2着からのローテーションで
かしわ記念(5月6日・船橋ダート1600m)へ向かう。今朝17日はレースに向けた追い切りを行っている。
2回目のハローが終了した直後のCWコース。
C.ルメール騎手が跨って、半妹
モンオール(父
オルフェーヴル)を追いかける併せ馬。向正面で5馬身以上は追走していたが、前がぐんぐん飛ばしていく流れにきっちりとついていく。
というか、前は懸命に走っていて、こちらは楽々の手応えで追いかけている感じ。最後の直線も外から持ったままの手応えで交わしていく。相手が未勝利ということもあって、ここまで楽だったのかなと思って、ストップウオッチを見ると驚き。
6F80.0〜5F65.4〜4F51.6〜3F38.5〜1F12.2秒。自身はこの時計を出すことには慣れているが、大外を回って、ここまで楽な手応えで動けることが凄い。レースまでの日程を逆算しても、今の時点でここまで動けるのだから、レースの頃には完璧に仕上がるだろう。
(取材・文:井内利彰)