天皇賞・春(4/28・GI・京都芝3200m)に美浦から出走する
フィエールマンと
グローリーヴェイズが、ともにウッドチップコースで1週前追い切りを行った。追い切り後の各調教師のコメント。
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フィエールマン(牡4・美浦・
手塚貴久)について、手塚調教師
「前走(
AJCC・GII・2着)は一頓挫(軽い熱発)ありましたし、仕方なかったですね。今日(4/17)は終いを少し伸ばす形で動きは良かったですし、先週と同じくらいの時計が出ていました。来週は
ルメール騎手が乗って追い切る予定で、馬の状態を確認してもらえればと思っています。
今回は順調で調整過程は申し分なく、状態はとても良いです。
菊花賞時と同じく2日前に輸送をしてスクーリング予定ですが、ゴールデンウイーク中の輸送になるので、その点を用心したいと思っています」
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グローリーヴェイズ(牡4・美浦・
尾関知人)について、尾関調教師
「今日(4/17)の追い切りは、見た目は直線で内の馬と同じくらいの脚色のような感じでしたが、併せた馬(
グランソヴァール・牡3・500万下)は動きますし、結構後ろから追いかけて外を回っていますので、頑張って動いていると思います。気持ち体が立派でまだ少し重いですが、この追い切りで変わってくれればと思います。
前走(
日経新春杯・GII・1着)は結構タフな馬場でしたし、レース後トレセンで何日か見ていた時より牧場に出てから疲れが出た感じで、その辺を慎重に見ながらの調整でした。
菊花賞(GI・5着)は大外枠で頑張ってくれましたし、京都コースは得意なので、成長があればさらにといったところですね」
(取材・文:佐々木祥恵)