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【天皇賞・春参考レース】日経賞からは、逃走Vのメイショウテッコンら4頭

  • 2019年04月26日(金) 20時03分
 3月の日経賞(GII・中山芝2500m)からは、逃げ切り勝ちを見せたメイショウテッコン、惜しくも3戦連続の2着となったエタリオウの4歳馬2頭を含む4頭が出走。2014年には日経賞から出走した馬が上位3着を独占するなど、2頭の勝ち馬(連覇のフェノーメノマイネルキッツ)が出ている。現時点で登録がある馬の一覧と日経賞での着順は下記の通り。

1着 メイショウテッコン
2着 エタリオウ
7着 クリンチャー
9着 チェスナットコート

■レース総括

 菊花賞2着馬のエタリオウ日経新春杯2着のルックトゥワイス、重賞2勝目を狙うメイショウテッコンらが上位人気に。

 レースはメイショウテッコンが五分のスタートをきってハナに立つと、武豊騎手が絶妙なペースで進め1:02.7のタイムで1000mを通過。第3コーナーへ向かうあたりで、後方にいたエタリオウが一気に2番手まで捲りペースも速まると、そのまま2頭が並ぶようにして第4コーナーへ。

 コーナーの利を活かしてメイショウテッコンが1馬身ほどエタリオウを引き離す。この2頭が坂を駆け上がったあたりで後続を引き離すと、そのままゴールまで大勢は変わらず、4歳馬のワンツーフィニッシュとなった。勝ちタイムは稍重で2:34.2。

■各馬振り返り

・1着メイショウテッコン
 最内枠からすんなりとゲートを出て、そこから武豊騎手の絶妙なラップに導かれそのまま逃走V。道中でエタリオウにつつかれる場面がありつつも、上手く立ち回りロスなく長く脚を使った。速い上がりを使った過去がない同馬にとって、稍重の馬場もプラスに働いたか。

・2着エタリオウ
 これで3走連続の重賞2着。道中で捲りを見せるなど、こちらも長く脚を使っているものの、直線で勝ち馬との差は詰まらなかった。今回は昨年の菊花賞以来5ヶ月ぶりの実戦だったのも影響し、着順ほど力負けはしていない印象。

・7着クリンチャー
 久々の三浦皇成騎手とのコンビ。直線に入ったあたりでは、前の集団を交わす勢いを見せるものの、最後は脚色が鈍った。これで中山競馬場で2戦連続の着外。得意の京都で巻き返しを期す。

・9着チェスナットコート
 昨年の2着時と同じような位置取りで直線外目に持ち出されるも、そこからは伸び脚を見せずに後退していった。

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