4月28日に京都競馬場で行われる
天皇賞・春(4歳上・GI・芝3200m)に、今年は14頭が登録している。過去10年では、1枠に入った馬が5勝と顕著に内枠有利な傾向が見られる。昨年からのリピーターも多い一戦だが、今年は
クリンチャーと
チェスナットコートの2頭のみとなっている。
前走の
日経賞は、
武豊騎手を背に逃げ切り勝ちを収めた
メイショウテッコン(牡4、栗東・
高橋義忠厩舎)は、
福永祐一騎手との新コンビとなる。2、3走前のの
日経新春杯と
菊花賞では大敗を喫したものの、ゲートで立ち遅れ、自分の競馬が出来ず敗因は明らか。
過去には
フィエールマンや
エタリオウを退けて重賞を制している。父は2002年の
天皇賞・春を制した
マンハッタンカフェで、2011年の
ヒルノダムールに続く親子制覇を狙う。また、鞍上の
福永祐一騎手は福永洋一元騎手と、管理する
高橋義忠師は高橋成忠元調教師との親子制覇がかかっている。