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【天皇賞】福永&メイショウテッコン 気合十分 新コンビで平成最後のG1獲りへ

デイリースポーツ
  • 2019年04月26日(金) 06時00分
 「天皇賞(春)・G1」(28日、京都)

 日経賞を制して勢いに乗るメイショウテッコンは25日、栗東坂路でシャープな動きを披露。初コンビの福永も2週連続調教で感触を確かめ、好印象を抱いていた。平成最後のG1獲りへ、陣営も闘志満々だ。

 メイショウテッコンが力強いフットワークで栗東坂路を駆け上がった。新コンビを組む福永がまたがり、僚馬モンファロン(4歳1000万下)を目標にスタート。併せ馬というよりもペースメーカーのように先行させると、馬体を並べる間もなく抜き去ってフィニッシュ。余力十分に4F53秒0-38秒3-12秒3をマークし、好調をアピールした。

 先週のCWに続いて騎乗した鞍上は「この馬のイメージはつかめました。内容、タイムともに予定通りのいい調整ができました」と好感触。「チャンスのある馬に騎乗できて、とてもうれしい」と闘志を燃やした。見守った高橋忠師も「中間は在厩で疲れを取ることから始めました。先週はしっかり負荷をかけていますし、きょうもシャープな動きだったと言ってもらいました」と笑顔だった。

 枠番は4枠5番に決まった。「一番勝ちたいレース」と力が入る指揮官は「外過ぎるのもどうかと思っていたから。馬場もいいし、内めの方がいいと思う」と歓迎ムード。馬番は違うが、父マンハッタンカフェが02年天皇賞・春を制した時と同じ4枠に「何か縁を感じるね」と話した。

 日経賞を制して挑む伝統の一戦。「前走はこの馬の一番いい形で勝つことができました。父(高橋成忠元調教師)は、いつもお世話になっていたメイショウの所有馬、サムソン(07年)で勝っています。自分も勝って恩返しできれば」。平成最後のG1覇者に名を刻む。

提供:デイリースポーツ

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